一見して、押絵が付いた本格的な羽子板飾りに見えますが、実は全て陶製のミニチュア羽子板です。小鼓を持つ手の指の1本まで精巧に作陶されています。
図柄は、元禄時代の絵師、英 一蝶(はなぶさいっちょう)作の「朝妻」です。 |
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羽子板飾り
もともとは泥絵の具や版画などを貼った単純なつくりでしたが、元禄時代の頃、押絵などを付けて装飾品化しました。
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サイズ比較
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黒塗りの木製立て台
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朝妻(浅妻)あさづま
江戸時代中期の画家、英 一蝶が描いた絵で、烏帽子・水干姿の白拍子が小舟に乗り、鼓を手にした姿を描いています。この絵が
将軍綱吉を諷刺したものとされ、一蝶は三宅島への流刑に処せられましたが、かえってこの事件が、この絵を有名にし、長唄なども作られました。
琵琶湖東岸の地名にその名は由来します。
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